小学校3~4年生の頃、プロレス技ばかりかけてくる友達がいた。
当時、僕は体も小さくて気が弱かったので、彼にとっては黙って技をかけられる僕が格好の”材料”だったのかもしれない。
キン肉バスター”もどき”やパロスペシャル”もどき”をかけようとするような奴とは違い、彼の技は新日(?)や全日(?)を見て覚えたのか、キャメルクラッチやコブラツイストといった本格的な関節技が多く、それはそれは苦痛だったが、心の傷にならなかったのは、彼はただ純粋にプロレスが好きで、ヒーローになりたかっただけなんだと思っていたから。
夏休み前に「夏休みに注意する事」を書いて先生に提出することになり、みんなは”宿題をちゃんとする”とか”遅くまで遊ばない”とか書いている中、彼が書いた一言は、、、
“プロレスをしない”
自覚してたんだ(笑)
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