infoの代わりになるメールアドレスとは?迷惑メール対策も紹介!

infoの代わりになるメールアドレスとは?迷惑メール対策も紹介! サービス比較・調査隊
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infoの代わりになるメールアドレスを作りたいと思っているあなた!

代表メールアドレスや問い合わせメールアドレスに「Info@~」のメールアドレスを使用している企業は多いと思います。しかし「info」で始まるメールアドレスは迷惑メールがたくさん届くので重要なメールが埋もれてしまいがち。info以外の代表メールアドレスを作るなどして迷惑メール対策ができればいいですよね。

そこで当記事では

を紹介します。

企業のシステム担当やフロント担当の方は、この問題にほとほと困っているのではないでしょうか。おすすめの対策方法を解説しているので、是非最後までご覧ください!

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infoで始まるメールアドレス「Info@~」とは何か?

infoで始まるメールアドレス「Info@~」とは何か?

そもそもinfoとは何かと疑問に感じている方のために、ここでは「Info@~」のメールアドレスが使用される場面と、使用した場合に起きる問題について説明します。

「Info@~」は一番よく使われている代表メールアドレス

アカウント(@マークより左側)が「info」となっているメールアドレスは企業や個人の代表メールアドレスや問い合わせメールアドレスとして使用されているものです。

情報や案内を意味する「information」の最初の文字だけを取って「info」としているのですが、一般的に使用される代表メールアドレスとして広く知れ渡るようになりました。

企業や個人がドメイン(@マークより右側)を取得した際に、まず最初に作るメールアドレスではないでしょうか。個人事業主や小規模事業所などは、それだけのメールアドレスで運用しているケースもあります。

infoで始まるメールアドレスは、その認知度から企業の窓口であることがすぐに理解できるうえに、入力しやすいといった利点があります。

「Info@~」を使用することで起きる問題

代表メールアドレスを「Info@~」としていると、迷惑メールが頻繁に届いてしまうといった問題が起こり得ます。

代表メールアドレスや問い合わせメールアドレスを「Info@~」とすることが一般的な考えであるがゆえに、迷惑メール業者の標的になってしまっているからです。

企業や個人で使用されているメールやホームページのドメインさえわかれば、頭に「info@」を付けるだけでメールが届くのですから、迷惑メール業者にとってこれほど便利なことはありません。

場合によってはメールボックスが迷惑メールでいっぱいとなって重要なメールが埋もれてしまうことも。業務に支障が出るといった問題も起こり得るため、適切な対処が必要になってきます。

info以外で使えるメールアドレスの例

info以外で使えるメールアドレスの例

迷惑メール対策の一つとして挙げられるのが、代表メールアドレスや問い合わせメールアドレスを「info@~」以外のものにする事です。では、どのような文字列が適切なのでしょうか。ここでは、infoの代わりに使用できるメールアドレスの例を紹介します。

代表メールアドレス

代表メールアドレスとして使用するアカウントの例を紹介します。

アカウント 内容
information@ 情報や案内を意味する言葉を省略せずにそのまま使用
mail@ 電子メールの「メール」をそのまま使用
center@ 中心的な役割をする機関や施設を指す言葉を使用
corp@ 「企業」を指す言葉を使用
company@ 「会社」を指す言葉を使用
office@ 「事務所」を指す言葉を使用
shop@ 「店舗」を指す言葉を使用
home@ 「自宅」を指す言葉だが、それ以外にも施設、本家など広い意味で使える

これらを設定することで、迷惑メールの数は格段に減らすことができます。

問い合わせメールアドレス

問い合わせメールアドレスとして使用するアカウントの例を紹介します。

アカウント 用途
contact@ Webからの問い合わせに使用するメール
reception@ 受付・問い合わせに使用するメール
support@ サポート窓口で使用するメール
customer@ 顧客対応に使用するメール

代表メールアドレスと問い合わせメールアドレスを分けたい場合は、これらのアカウントで設定するのもよいでしょう。

その他の用途で使用するメールアドレス

会社の規模が大きくなると、業務ごとにメールアドレスを分けて使用するほうが効率的。用途によって使い分けた場合のアカウントの例を紹介します。

アカウント 用途
shopping@ ECショップなどで使用するメール
marketing@ 製品やサービスに関するメール
sales@ 営業活動で使用するメール
order@ 注文に関するメール
billing@ 支払いや決済に関するメール
payment@
media@ 広報・PR用のメール
press@
news@ ニュース・情報配信用のメール
magazine@ メルマガ配信用のメール
recruit@ 求人・採用に関するメール
noreply@(no-reply@) 告知や通知に使用する送信専用のメール
admin@ 社内でのみ使用する管理用のメール
administrator@
hostmaster@
postmaster@
webmaster@

顧客の混乱を招かないよう、増やしすぎないようにして適切なアカウントを設定することをお勧めします。

社員・スタッフ用メールアドレス

「さくらインターネット」などのレンタルサーバーでは、メールアドレスの作成数に制限を設けていないケースが多いです。

そのため、従業員毎にメールアドレスを付与することも可能。

運用に支障をきたさないよう、あらかじめアカウント命名ルールを決めておくことをお勧めします。

以下のように名と姓の間をハイフンドットで区切ったり、名は頭文字だけにするなどが一般的です。

  • hanako-yamada@
  • hanako.yamada@
  • h-yamada@
  • h.yamada@

メールアドレス作成のポイント

メールアドレス作成のポイント

メールアカウント作成における制限は利用するレンタルサーバーやサービスによって異なるので、作成する前に契約しているサーバーの仕様を確認しておきましょう。ここでは、主に利用されている大手レンタルサーバー4社の仕様を紹介します。そのほかメールアカウント作成時のポイントについても触れているので是非参考にしてください。

適度な文字数で設定しよう

設定できる文字数はレンタルサーバーによってまちまち。あまり長くなりすぎると入力の手間になり、業務効率の低下を招きかねないので、適度な文字数で設定しましょう。

  • さくらインターネット:1文字~32文字
  • エックスサーバー:1文字~64文字
  • お名前.com:2文字~25文字
  • ロリポップ!:1文字~64字

半角英数字と特定の半角記号が使用可能

さくらインターネット、エックスサーバー、お名前.com、ロリポップ!でメールアカウントに使用できる文字は以下のとおりです。

  • 半角英数字はアルファベットの「a~z」と、数字の「0〜9」が使用可能
  • 半角記号は「.」 (ドット)、「–」 (ハイフン)、「_」 (アンダースコア)が使用可能

半角の英字に関しては、一部大文字と小文字を区別するサービスもあります。しかし、混乱を招く危険性もあるため、メールアドレスは小文字で徹底しておいたほうが無難です。

半角の記号に関しては、お名前.comの場合「$ = ? ^ ` { } ~ #」も使えます。

余計な情報を入れない

メールアドレスに電話番号生年月日などの情報を入れるのは避けましょう。

個人情報を外部にさらしているようなもので、情報が悪用される危険性があるからです。

他にも顔文字や推しのアイドルの名前、好きな言葉などを入れるのもNG。業務でやり取りするには不適切な情報であり、取引先や顧客からの印象が悪くなってしまいます。

業務に関係のある文字列だけにして、なるべく簡潔になるよう作成しましょう。

意味を持たない文字列は危険

迷惑メール対策のために、英数字を適当に羅列して作成する人がいますが非常に危険です。

アドレスの入力ミスを誘発しているようなもので、大事なメールが届かないといったトラブルにもつながります。

他にも、従業員用のメールアドレスに部署の名前を付与したり、代表メールアドレスに地名を付与したりするのも危険。部署異動や移転などで変わる可能性もあるからです。

長く利用することを踏まえて作成するよう心がけましょう。

どうしてもinfoを使いたい時の迷惑メール対策

どうしてもinfoを使いたい時の迷惑メール対策

既に「info@~」の代表メールアドレスを作成していて、今更変えることができないといったケースもあるでしょう。そういった場合はフィルター機能を活用することをお勧めします。

ほとんどのレンタルサーバーで「迷惑メールフィルター機能」が用意されているので、設定しておけばある程度の迷惑メールをサーバー側ではじく(受信させないようにする)ことができます。

その中でも、さくらインターネットは迷惑メールフィルターのほかにも上位版である「高精度迷惑メールフィルタ」を設定することができるのでおすすめ。AIエンジンを活用していて、ほかにもメールボックスの統計データやユーザーのフィードバックを元に精度の高い迷惑メールフィルタリングを実現しています。

試しに誰にも教えていない「info@~」のメールアドレスを約3ヵ月間放置したところ、不特定多数の送信者から283通のメールが届きましたが、その中の262通が迷惑メールとして判定されました。運用にまったく支障のないレベルといっていいでしょう。

Webメール

そのため、クライアント側(メールソフト)で受信拒否設定やフィルタリング設定をするなどして、わざわざ受信メールを振り分ける必要がありません。無料で5ユーザーまで設定できるので、特に迷惑メールの標的になりやすい「info」アドレスなどを設定しておくといいでしょう。

さくらインターネットの公式サイトへ:https://rs.sakura.ad.jp

代表メールアドレスを複数名で管理する方法

代表メールアドレスを複数名で管理する方法

代表メールアドレスを作成した際、一人でメールボックスを管理するとは限りません。会社のフロント担当や管理者、特定の部署などで複数名で管理することが多いでしょう。そういった場合は対応漏れや二重対応を防ぐよう工夫が必要になってきます。ここでは、メールボックスを複数名で一元管理できるコツを伝授します。

共有用メーリングリストを活用

代表メールアドレスあるいは問い合わせメールアドレスをメーリングリストに登録することで、メンバーに情報共有することができます。

メーリングリストは一つのアドレスを宛先に指定するだけで、登録されたメンバーに一斉送信される便利な機能。

代表メールアドレスをメーリングリストのアドレスに設定すると、メールを受信した際にメーリングリストのメンバー全員のメールボックスで内容が確認できます。

メンバーの一人が返信する際、宛先にメーリングリストのアドレスも入れておけば、他のメンバーにも共有されるので状況把握がしやすい環境が整えられます。

管理表を複数名で共有して運用

管理表をファイル共有し、代表メールアドレスに届いたメールの内容や対応者、対応状況を入力することで情報を共有することができます。

ExcelやGoogleスプレッドシートなどで管理表を作成すると、日時で並べ替えたり、担当者や進捗状況でフィルタリングしたりできるので便利です。

ただし、共有フォルダで管理しているExcelファイルは、保存したタイミングでないとファイルが更新されないので、1分1秒を争う現場などでは注意が必要です。

クラウドで管理できるExcel OnlineGoogleスプレッドシートを利用すると、リアルタイムで編集内容が反映されるためお勧めです。

メール共有システムを活用

メールボックスをクラウド上で管理できれば、誰が対応したかや開封済みかどうかもわかるので便利です。

レンタルサーバーで用意されているWebメールを利用するか、Gmailは他社アカウントを追加することができるので、担当者にアクセス権限を与えることで1つのメールボックスを一元管理することが可能。

他にも、受信したメールに対して担当者や対応状況などの情報を入力できるクラウド型メール共有システムを導入するのも方法のひとつ。

前述したメーリングリストでの情報共有や管理表を利用した情報共有がシステム内で完結できるようになるので、複数名で行う問い合わせ業務を効率化することができます。

これからドメインを取得する方へ

これからドメインを取得する方へ

フリーメールアドレスはドメイン(@マークより右側の部分)が固定となるので企業の信頼性が損なわれる恐れがあります。そのほか、アカウント(@マークより左側の部分)を設定する際に、汎用的な文字列は使用済みで作成できないという問題が発生します。そのため、法人用のメールアドレスとして機能するよう、独自ドメインを取得しましょう。

独自ドメインの構成

独自ドメインとは唯一無二のドメインのこと。メールアドレス以外にもホームページのURLとして利用することができます。

独自ドメインは以下のように構成されています。

○○○.jp

「○○○」→セカンドレベルドメイン
「.jp」→トップレベルドメイン

セカンドレベルドメインは自由に決めることができます。

トップレベルドメインは「.com」「.jp」「.net」などの決められたものの中から選ぶことができます。

一般的なトップレベルドメイン

一般的なトップレベルドメインとしてよく使われているものは以下となります。

  • ○○○.com
  • ○○○.jp
  • ○○○.biz

また、ネットサービス関連であれば以下のようなものがよく使われています。

  • ○○○.net
  • ○○○.info

このほか、非営利組織用の「.org」がよく使われています。

いずれも有料で取得できるのですが、多くの企業で使われていることから信頼性が高いといえます。

安いからと言ってこれら以外の特殊なドメインを取得すると、企業の信頼性を下げかねないので慎重に選びましょう。

独自ドメインの作り方

独自ドメインを取得する際はドメイン取得サービスを利用しましょう。ドメインが取得できたら、あとは契約したレンタルサーバーに取得したドメインを追加してメールを作成するだけです。

おすすめのドメイン取得サービスは「お名前.com(お名前ドットコム)」。GMOインターネットグループ株式会社が運営するドメイン取得会社で国内のシェア率はNo.1です。

620種類以上のトップレベルドメインが選択できるうえに、初期費用、更新費用ともに業界でトップクラスの低価格となっています。また、電話メールの有人サポートを24時間年中無休で受け付けているので安心です。

国内で独自ドメインを取得するならお名前.comの一択でしょう。

お名前.comの公式サイトへ:https://www.onamae.com/

まとめ:代表メールアドレスをうまく活用して業務効率化を図ろう!

代表メールアドレスの扱い方について、さまざまな方法を案内しましたが、これらを実施することで迷惑メールに悩まされることはなくなるでしょう。

業務の効率化、さらにはセキュリティ対策につながれば幸いです。

コメント

  1. 藤本博 より:

    「かのたつブログ」顔を思い浮かべながら楽しく拝見。ITに対する深い知識には、さすがと感心しました。スマホがないと生きづらい世の中で、格闘の日々を送っているアナログ後期高齢者にも参考になりました。様々な文面から、かのたつの人生経験や生き様を知ることが出来ました。とりわけ「悲しみの雪はふる」「長いものには巻かれるな」「同性愛に対する考え方」などには目がとまり、自分と同じ思考傾向にある人だと思いました。今後とも、ますますの活躍を期待します。

    • かのたつ かのたつ より:

      藤本さんコメントありがとうございます!
      IT関係は得意分野なので割とスラスラかけました。
      他の記事も読んでいただいているようで嬉しい限りです。
      同じ思考だなんて恐縮ですが、そう言ってもらえるとなんだか自信がわいてきます。
      藤本さんの投稿も大変参考になる情報ばかり。
      これからも勉強させていただきます!

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