たまに食べたくなるオーソドックスなカップヌードル。これを食べるたび、未だにに思い出すのです。
あれは、まだ僕が小さかった頃、小学生の頃かな。毎年、夏休みになると、父と母が子供4人を小さな軽自動車に乗せて、プールに連れて行ってくれるのです。
大型商業施設の大きなプールに隣接したその場所は、当時父が勤めていた郵便局の共済組合が従業員に提供していた、大プールと小プールが一つづつしかない、とても質素なもの。
子どもたちの「あっちのプール(大型商業施設)のほうがいい」という意見をよそに、父の「こっちのほうが空いてるから」という理由で、のんびり過ごしたあの時間。
夕方になって、帰るときにはいつも、お湯が出る自動販売機で買うカップヌードルを食べて、お腹を満たしてた。1日、目一杯遊んだあとに食べるカップラーメン、これが夏の定番パターンとなっていた。
父と母がいた頃の休日。いつまでも変わらない味。夏は楽しかったな。
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